カンタレラ 


見(み)つめ合(あ)う その視線(しせん) 閉(と)じた世界(せかい)の中(なか)
気(き)づかない ふりをしても 酔(よ)いを悟(さと)られそう

焼(や)け付(つ)くこの心(こころ) 隠(かく)して近(ちか)づいて
吐息(といき)感(かん)じれば  痺(しび)れるほど 

ありふれた恋心(こいごころ)に 今(いま)罠(わな)を仕掛(しか)けて
僅(わず)かな隙間(すきま)にも  足跡(あしあと)残(のこ)さないよ

見(み)え透(す)いた 言葉(ことば)だと 君(きみ)は油断(ゆだん)してる
良(よ)く知(し)った 劇薬(げきやく)なら 飲み干(のみほ)せる気(き)がした

錆(さ)びつく鎖(くさり)から 逃(のが)れるあてもない
響(ひび)く秒針(びょうしん)に 抗(あらが)うほど

たとえば深(ふか)い茂(しげ)みの中(なか)滑(すべ)り込(こ)ませて
繋(つな)いだ汗(あせ)の香(かお)りにただ侵(おか)されそう

ありふれた恋心(こいごころ)に 今(いま)罠(わな)を仕掛(しか)ける
僅(わず)かな隙間(すきま)覗(のぞ)けば 捕(つか)まえて

たとえば深(ふか)い茂(しげ)みの中(なか)滑(すべ)り込(こ)ませて
繋(つな)いだ汗(あせ)の香(かお)りにただ侵(おか)されてる

 

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